
↓でも紹介した、レジンのハンドクラフトですが、今回はバージョンアップして、「色水を閉じ込めてみる」挑戦をしてみました。
経緯
レジンと水は相性が悪く、表面で触れ合うと硬化不良や、腐敗の原因になります。
しかし、中に色水の入ったボールを手軽に作って、中に閉じ込める方法をこの度発見しました。
そのヒントは、なんと「人工いくら」!
人工イクラ
人工イクラはアルギン酸ナトリウム水溶液、塩化カルシウム水溶液の二種の液を混合することで、表面を膜で覆われた水の球を作るものです
理科の実験としても、そこそこ有名ですね。

食べる水
同じような原理で作られたのが「ooho」という食べる水です。
https://matome.naver.jp/odai/2142994176683946501
近年は、ニフレルでも同じ呼び名のものが店頭販売されてるようです。
https://gigazine.net/news/20151116-eating-water-expocity/
アルギン酸ナトリウムで玉を作ってみた

100円ショップの注射器で、アルギン酸ナトリウム水溶液を吸い、塩化カルシウム水溶液の中にゆっくり垂らすと、丸く膜が形成されていくのが見えます。
アルギン酸ナトリウムはネットショップでないとなかなか手に入りませんが、塩化カルシウムはタンスの除湿剤に入ってます。

青い食用色素や、絵具など、さまざまな塗料でやってみましたが、綺麗で面白いです。
作りすぎると、エイリアンの卵が内蔵みたいに連なって出てきてグロいです(笑)
レジンに封入
レジンを型に流し込むとき、型の表面に満遍なく塗布して、3分の1程度の量入れます。
完全に硬化したら、よく拭いた人工イクラをコロコロおいて、そこにレジンを流し込みます。
全部が固まったら完成!

神秘的じゃないですか~
まとめ
アルギン酸ナトリウムが、レジンハンドクラフト業界に新しい工夫の一つとして広まればいいなと思っております。
