
こんにちは。うさたんです。
突然ですが皆さん、このCMを見たことはありますか?
皆さんご存知、グリコのCMなのですが始めこれを見たときに驚いたことを覚えています。
「子どもは1日300回笑うけれど、大人は15回に減る」
確かに、子どもの頃って誰かが少し行動するだけでも面白くてずっと笑ってたかも…
なんて遠い記憶の自分を思い起こします。
どうして子どものころはあんなに笑っていたのに大人は笑わなくなっていくんでしょうか。
今日はそんな笑顔に関するお話をしようと思います。
目次
赤ちゃんの笑顔

赤ちゃんはいつから笑うようになる?
さて、早速ですが皆さんは笑顔を教えてもらった記憶はありますか?
おそらくほとんどの人がNOだと思います。
笑顔は教えてもらわなくても生まれて間もない頃から自然と出来るようになります。
それが「生理的微笑」です。
まだ意思もはっきりしない赤ちゃんが「あれ?今微笑んだ?」なんてことがあるのですが
これは何かが嬉しかったり楽しかったりして笑っているわけではありません。
本能的に赤ちゃんは「笑うことがコミュニケーションとなり、自己防衛本能となる」ことを知っており
まず生まれてきて最初のコミュニケーション方法として、笑うことを実践しているんです。
本能すげえ…
欧米では「エンジェルスマイル」とも言うらしいです。

ちなみに、自分の意思を持って笑うのは生後3か月ごろだといわれています。
大人が笑っているのを見て笑い返したり、親御さんの顔を見て笑ったりする「社会的微笑」です。
こちらも、言葉の意味を分かったり何かを感じて笑っているというよりは
周りの大人が笑っているのを見て真似をしているという感覚に近いといわれています。
笑顔にする方法は?
赤ちゃんが本能的に笑うことはわかりましたが
もっともっとたくさん赤ちゃんのこと、笑う姿を見たい!と思う気持ち。
分かります。
そういった時におすすめの3つの方法があります。
いないいないばあ

世界中もはや知らない人はいないはず。「いないいないばぁ」です。
英語だと「Peek-a-boo(ピーカ・ブー)」というらしい。可愛いかよ…
いないいないばぁで赤ちゃんが笑うのは
お笑いでもよくきく「緊張と緩和」の要素がとても強いです。
傍に居た大好きな大人の顔が隠れてしまうことによる”不安(緊張)”と
顔が見えたことによる”安心(緩和)”で笑うといわれています。

笑いの王道と言われる緊張と緩和を子どものころから学んでいたとは…
ふぅ~っと顔に息を吹きかける

こちらは団扇などでも代用できますがそよそよした風を赤ちゃんに送ることで
くすぐったくて笑います。
ちょっと肩をすくめたりする姿も見れるので、悶えるほど可愛いです。
どこでも出来るので是非やってみてください。
鏡を見せる

鏡の中の自分に興味を持ち始め、その中の誰かに興味を持ち笑います。
また、自分の笑顔に反応して笑うとも言われています。
これは社会的微笑にちかいものがあり、相手が笑っているのをみて笑う
というのと同じです。
どうして大人は笑わなくなる?
本能的にも刷り込まれているという笑顔。
しかし大人になるとそんな本能にまで逆らって笑わなくなってしまうんですね。
いったいどうしてなのでしょうか?
自制をかけるようになる
大人になる過程の中で様々な環境を皆経ていきます。
小学校・中学校・高校・大学…その中で自分だけ大笑いしていたときのの周りの目やその空気を感じ取り、
「あれ?ここは笑うところではないのか…」とブレーキをかけるようになります。
そういった環境の中で過ごすようになり、周りの様子を見ながら笑うようになってしまうのです。
ストレス

「笑い」に関する様々なデータが報告されています。
「声を出してよく笑う」を性別でみると、男性40%、女性60%で、女性のほうがよく笑うことが分かっています。世代別ではどうでしょうか。「よく笑う」は30代が65%、40代が50%、50代が45%です。やはり年齢が若いほうがよく笑うようです。
ある調査報告によると、小学生は1日に平均300回笑うが、70代では1日に2回程度しか笑わないと報告されています。なぜ年齢を重ねるにつれて笑わなくなるのか。これについては、ストレス説が有力です。
年齢とともにストレスが増え、笑えなくなるということです。
ただ、先の調査では、人生で最もストレスが多いのが30代、40代ですが、
60代、70代のほうが「笑い」の回数が少ないことから、ストレス以外の要因も大きいのではないかとの見方もあります。(大和薬品株式会社HPより引用)
社会人になると毎日が楽しいだけではすまないですよね。
そういった心のプレッシャーにより心から笑うということがなかなかできなくなるのかも知れません。
明日への不安

ストレスに通ずるところにありますが、
何か面白いことをしていてもお笑い番組を見ていても
「明日会社やから早く寝よう」「明日仕事これとこれだけやらなきゃ…」など、今やっていることを心から楽しむことよりも
明日への不安が勝ってしまう、なんていうのは社会人の皆さんが毎週経験していることではないでしょうか?
いわゆる「サザエさん症候群」といわれるものも、その類ですよね。
笑いのもたらす効果
なかなか、心から笑うことが出来なくなってしまうのが大人社会。
ですが、「笑う門には福来たる」ということわざその通りに笑うことは身体にとって
とてもよい影響が多々あります。
免疫力が向上する

人間は笑うことでNK細胞と言う免疫力をつかさどる細胞を活性化させる効果があります。
NK細胞は免疫細胞の要であり、この細胞が減ってしまうと免疫力が低下して、
ガンを発症してしまうこともあると言われています。
(※ 癌患者に漫才を見せて大笑いさせたところ、NK細胞が85%〜600%も増加したというデータがあります。)
人間関係が良くなる

笑顔の人は、周りも笑顔にしてくれます。
みんなが笑顔でいれば、和やかな雰囲気になり気分がリラックス状態になります。
そうなるとコミュニケーションも取りやすくなり、人間関係もよくなっていきます。
笑うのが苦手という人も
笑顔とは、歯を見せて笑うことだけではありません。口角を上げて、微笑んでいることだけでも良いのです。
微笑んでいるだけでも、相手からは笑顔に見えますし、無表情でいたり、退屈でいるような顔を見せるより、
よっぽど好感をもってもらうことができます。
表情筋が鍛えられる
笑顔は顔のたるみを予防するエクササイズにもなります。
笑うと顔の皮膚がたるみそうなイメージがありますが、笑うことで顔の筋肉が鍛えられるため顔の
筋肉が引き締まりたるみの予防になります。
筋肉を使うということは、顔の血流も促進していることになります。
筋肉を鍛えて、血流が促進されている状態は、シワやたるみを軽減できているのです。
家庭が明るくなる
子どもは、親が笑っている姿を見て笑うようになります。
月齢が進むと、赤ちゃんは周りの人の表情を読み取ることができるようになります。
お父さんやお母さんが笑いかけると、同じような表情を作るようになります。
そのため、よく笑いかける両親の赤ちゃんはよく笑う可能性が高いのです。
6ヶ月くらいになると、お母さんなどお世話をしてくれる人が近づいてきたときに笑顔を見せたり
感受性が豊かになります。
まとめ
笑顔になるということは、とても大きな役割があるんですね。
子どもたちと沢山の笑顔を見つけていける人生を過ごしていきたいですね!

あでゅー!!!!!!