
テレワークや、副業、フリーランスが増えてきた今日。
みなさん業務や事務作業はどこで行っていますか?
おそらくカフェや自宅、コワーキングスペース等が主になってくるのではないでしょうか。
しかしこんなことはありませんか?
「今日は気分を変えて違うところで作業がしたい」
「出先でいい作業場所が見つからない」
ちなみに上記は私もあるあるになっています。
今回はそんな現状がスマートに打破されそうなサービスがリリースされたので紹介したいと思います。
目次
via-at

それがこちら!
店舗やカフェの空きスペースで仕事ができるスペース利用プラットフォーム「via-at(ヴィアート)」です。
こちらのサービス、via-atに登録している店舗・スペースをユーザーはスマホをかざすだけで自由に利用することができます。
めちゃくちゃスマートな決済

このサービスの大きな特徴は「決済のスマートさ」だと思います。
ユーザーはスペースに置いてある端末に携帯をかざすだけ。
「これが本当に大きな特徴なの?」と思われるかもしれませんが、私はこのシステムこそが最も重要だと感じました。
なんで決済システムが最重要?
料金を調べる手間の削減
1つ目の理由は、「料金を調べる手間を省ける」です。
確かに現状でも探せば作業スペースを見つけることはできます。
しかし、それらはそれぞれ運営母体が別々のためHP等で料金を調べて比較する手間がかかったり、ドロップインの利用でも長ったらしい説明で時間を奪われたりします。
その点この「via-at」設置店での料金は2時間/500円(以後10分/50円)で統一。
そのため、どこに設置されているかわかっていればスマートフォンをかざすだけで利用できるのは、実質の作業時間の確保に直結すると思います。
作業場所確保に対するコストの一元管理
2つ目の理由は、「作業場所確保に対するコストを一元管理できる」ことです。
コワーキングスペースの月額会員等になっていれば、作業場所確保に対するコストは固定費として簡単に管理することができます。
しかし、そういった固定費化していない人にとっては、作業場所確保に対するコストが管理できていないケースが多いです。
今日はカフェ、明日はコワーキングスペースのビジター利用etc…
合算すると、「コワーキングスペースの月額会員になっていた方が安かった。」
なんてことになっていたりしませんか?
そんなとき「via-at」なら支払いを一元管理できるので、自身のコスト管理の点でも活躍します。
コワーキングスペースとは競合しない

「このサービスそもそもコワーキングスペースが沢山あるのに成り立つの?」
なんて声も出てくると思います。
しかしこのサービスはむしろコワーキングスペースの存在が有利に働くのではと思います。
コワーキングスペーススペースにとって新規利用者は喉から手がでるほど欲しいものです。
この「via-at」はコワーキングスペースにとってプロモーションとして使うことができます。
「高いコストを払った広告ではなく、ダイレクトにターゲットユーザーに自社の存在を知ってもらえる。」
コワーキングスペースにとってはそんなマーケティングツールになりえるので、「via-at」はコワーキングスペースとは競合しないモデルになっていると思います。
じゃあコワーキングスペースが危ないのでは?
実はそうでもありません。
コワーキングスペースが世の中に溢れてから、コワーキングスペースの戦略は「場所の提供」から「コミニティの形成」に移行しています。
自社で独自のコンテンツやイベントを実施し、コミニティを形成する。
それがコワーキングスペースにおける差別化ポイントとなっています。
そのため「場所」における競合は、最早競合とはならないのです。
今後どうなる?
私は今後場所のシェアを「via-at」が担い、コワーキングスペースやカフェ等の従来場所を提供してきた事業者は「コンテンツと空間」の提供を行なっていくことになると思います。
これは競合ではなく共創であり、それぞれの強みを活かすための文化の変化になるのではと考えています。
ただの場所は社会全体でシェアしながら、それぞれの場所はコンテンツをもって「所属できる居場所」創る。
このような世の中になるのではないでしょうか。
まとめ
今回は店舗やカフェの空きスペースで仕事ができるスペース利用プラットフォーム「via-at(ヴィアート)」を紹介しました。
現在「via-at」は茨城県つくば市を中心に導入されていますが、2018年夏には国内主要都市でのサービス展開を目指されているようなので、みなさんの生活エリアにも導入されるかもしれません。
是非みなさんも「via-at」を活用してみたり、明日の話題にして楽しんでみてくださいね!
では!
コンセントのある作業スペースなかなか見つからない。
とびーです。