
こんにちは。うさたんです。
仲のいい友達のお布団までこそこそ…「一緒に寝よ」と言いに行く途中
先生に見つかって連れ戻されました。
ロミジュリかよ。

さて、皆さんは「教育」と聞いてどんなことが思いつきますか?
学校や塾を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
しかし、一言に教育といっても様々な目的・様々な子どもたちへの
かかわり方があります。
今日は「教育」の博覧会、エデュコレに行ってきましたのでご紹介いたします。
エデュコレとは?

エデュコレは、教育関係者のための大規模イベント。
一日を通して、さまざまな教育のカタチに出会うことができます。
エデュコレのメインコンテンツは何と言っても多様なブース。それぞれ特色ある学校や、フリースクール・オルタナティブスクール、教育事業を行う企業やNPOなどが一堂に会します。
(公式HP一部抜粋)
思い切って飛び込むことにしました!
さっそく向かってみた
会場は立命館茨木キャンパスとのこと。




公園までも併設されている…。
キャンパスとキャンパスの間に道路があった我が母校と大違い…
憧れのキャンパスライフを立命館生の皆さんは過ごしているわけですね…
くぅう~羨ましい!!!
…なんていう羨望をしながら校舎の中へいざ。
中に入ってみた

なかに入って受付を済ますと沢山の企業が書かれた看板を発見。
沢山の教育企業様全部を回りたいけど…時間もあるし…うーん、迷う!
2階のブースも…

3階のブースも…

企業様も参加されている人もいっぱいでした。
それぞれの企業様のブースにボード等が設置されているのですが
個性様々で見ているだけで面白かったです。
なんとなく文化祭を思い出すくらい、心ワクワクしました。
また、特別企画として「ロールモデルトーク」という企画がされておりました。
机毎に企業代表の方や管理職の方がいらっしゃり、
1回20分・4~6人でトークセッションをするという企画です。
ブースでお話するよりも少し濃い話を聞かせていただくことが出来、大変ためになる20分間となりました。

色々な企業様と出会える
沢山の企業様がご参加されているこのイベントで、
全社回りきるのが難しく、もっと時間が欲しい~と思うほどでした。

中でもすごく印象に残った3社様をご紹介させて頂きます。
森のようちえん
「校舎をもたない幼稚園」です。
就学前に学ぶ教養を自然の中ですべて行うそうです。
雨の日ももちろん自然の中。
レインコートを着ながら活動されるそうです。
子どもによっては
「雨だ、やったー!」という子もいれば
「雨、嫌だなあ…」っという子もいますよね。
そんな雨の日は、喜んでいる子にとってはちょっと特別な日になることはもちろん、
雨が嫌いな子にとっては晴れの日の喜ぶバネのような役割があると
説明していただいた方はおっしゃられていました。
図書館から絵本を借りて野外で読んだりするプチイベントも定期的に行れるみたいです。
一般のご家族様も参加できるそうなので、是非広々としたお外で寝転がりながら
絵本を読む体験をしてみてくださいね。

毎日見ている花もよく見ると日々変化していたり、季節によっている虫が違ったり。
子どもたちにとって毎日が学びとなり、自然との共存意識がついていくと思いました。
また、のびのびと広さのあるところで自分のスペースを確保することは
子どもたちにとって安心感を与えてあげることが出来るので、凄くいい環境だな~と思います。
一般社団法人 根っこわーくす
「子どもの自己肯定感をはぐくむ」を目的に、
学校で1日授業を行われたりキャンプ活動をされていいます。
1日授業も、基本的には「あそび」を行われ、その「あそび」で
人と関わるうちに起こる心の感動の理由や原理を子どもたちと共に分析・共有されるそうです。
喧嘩をしたときに「仲良くしなさい」と急に大人から言われても
自分の中でモヤモヤを残してしまったことってだれしもが持っている経験だと思います。
そういった一種の強要に感じる関わり方ではなく、一人一人の気持ちに寄り添ってもらえる関わり方は
子どもたちにとって自己肯定感を育む手助けになりますよね。

そういった自己肯定感に重きを置かれて活動されていらっしゃるというところに大変感銘を受けました。
「あそび」から学べることは本当に沢山ありますが、その「あそび」から「心」の授業をしてあげるというのがとても面白いなと思います。
Tera school
「現代版の寺子屋をつくろうとしています」
説明してくれた方が笑顔でおっしゃられていました。
寺子屋というように、本当にお寺で放課後子どもたちが活動しています。
基本的には授業というのではなく、子どもたちが自分たちの「課題」を持ってきて
それに取り組むそうです。
また、「教師」と「生徒」という関係ではなく、関わっている大人はサポートの立場に回り、
分からないことや気になることは、子どもたちの力で解決の糸口をみつけます。
子どもたち同士で話し合ったり、上級生が下級生を教えてあげたり…
自主性を持つことで子どもたち自身の学習意欲があがりますよね。

その勉強を、お寺で出来るなんて、ちょっと非日常で面白いですよね。
また、「大人」と「子ども」のかかわり方が「教える人」「教えられる人」ではなく、あくまで主体性が子どもにあるという点が
子どもにとって、勉強以外にも考える力を育めるな、と思います。
まとめ
「教育」に携わっている企業様は子どもにとってどうしてあげることが最良かを考えていらっしゃると改めて感じることが出来るイベントでした。
ボランティアで参加されている保護者の方も「うちの子どももね…」ととても楽しそうにお話してくださいました。
企業様が叶えようとしている子どもへの想いがちゃんと保護者の方に伝わっているってとても素敵なことですよね。

「自分の子どもが出来たら、どんな教育を受けさせてあげようかな…」
「自分なら子どもにどんなことを教えてあげられるかな…」
…なんて、少し考えるきっかけを与えてくれたイベントでした。
子どもから「今日はこんなこと学んだよ!」と聞ける日が今から待ち遠しいです!

大丈夫。泣いてないよ。
あでゅー!!!