
4月末くらいに個人のブログで紹介もしているのですが、ついにSNSに新時代が来ると話題になってます。
それがこちら。

「Mastodon(マストドン)」です。
今回の記事は「ん?Mastodon(マストドン)って何?新しい丼ぶり?」となった方の為に、基本的な内容を解説していきたいと思います。
Mastodonとは?
ー分散型SNSー
Mastodonは、24歳のドイツ人 「Eugen Rochko氏」がオープンソースで開発しているSNSで、分散型SNSと呼ばれています。
基本機能やインターフェイスはTwitterに近いですが、仕組みの部分が従来のSNSとは全く違っています。
Mastodonの特徴
ー最大の特徴ー
Mastodonの最も大きな特徴は、「誰でもSNSのような仕組みを持ったサイトを作れる」というところです。
Mastodonはオープンソースになっているため、誰でも「インスタンス」というものを作ることができます。
このインスタンスとは、SNSの機能を持った一つのサイトのことだと思ってください。
つまりMastodonでは、Twitterに例えるとユーザーは会員登録をして参加できるだけでなく、Twitterというサイトを作ることもできるということです。
ここがMastodonの最大の特徴と言えます。
ちなみに…
PC画面はこんな感じです。

Mastodonの用語説明
ーTwitter比較ー
Mastodon独自用語・機能には※をつけてます。
トゥート
Twitter:投稿
ブースト
Twitter:リツイート
フォロー
Twitter:フォロー
お気に入り
Twitter:お気に入り
リモートフォロー※
他のインスタンスのユーザーをフォロー
ホーム
Twitter:タイムライン
ローカルタイムライン※
同じインスタンス内のユーザーの「トゥート」「ブースト」「お気に入り」が表示されるタイムライン
連合タイムライン※
全インスタンスの「トゥート」「ブースト」「お気に入り」が表示されるタイムライン
触りとしてはこれくらいかなと思います。
Mastodonを触ってみたい方へ
ーどのインスタンスで登録するかも重要ー
ここまで読んでみて「よくわからないけど、とりあえず触ってみたい」と思ったあなた。
最初に記載した通り、Mastodonには複数のインスタンスが存在します。
そしてそのインスタンス同士では共通アカウントというものがないので、インスタンス毎のローカルタイムラインを見たい場合はそれぞれのインスタンスで登録する必要があります。
また「誰でもインスタンスが作れる」という性質上、悪意を持った人がメールアドレスやパスワード情報を取得するためにインスタンスを立ち上げている可能性も否定できません。
ですので、Mastodonに参加する際の注意点として、
・信頼できる人、企業が運営しているインスタンスを使う
・他で使用しているパスワードを使わない
上記は最低限気をつけた方がいいかなと思います!
まとめ
先月東京に行っていたのですが、もう多くの人が電車やカフェでMastodonを触っていたのにはビックリでした。
4月から2ヶ月で日本でもかなり伸びてきているので、これは本当にMastodonの時代が来そうですね。
今回は触りの記事なのでこの辺りにしておいて、このMastodonはインスタンスをビジネスに組み込んだり、1ユーザーとして情報を発信したりと色んな使い方ができそうなので、改めて詳しい記事を書きたいと思います。
それではみなさんも是非、Mastodonを試してみてください!
大量のSNSに追いつけない、とびーです。